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粘菌博物館友の会 会報第26号

更新日:2021年05月31日

活動報告

【団体名】いちはら粘菌の会

粘菌博物館友の会 会報26号をお届けします。 

ムラサキホコリ.jpg













2020年6月12日  AM7:16
市原市能満地区 釋蔵院境内にて発見


粘(ねん)菌(きん) (slime(スライム) mold(モルド)) 
ムラサキホコリ(子実体)
子実体の高さは1~2㎝。梅雨時から夏、朽ち木に発生し、発見しやすい仲間です。
未熟な子実体は白ですが、一晩で肌色そしてサビ色と変化します。円筒形の子嚢は成熟し胞子ができます。胞子が風に飛ばされた後は透明な子嚢となり、やがて柄が残ります。透明となった子嚢が写真にも観られますが、
風になびく様は、小さくとも優美で羽衣の舞のようです。

2016年6月、東国吉地区の一角に「粘菌博物館」が誕生しました。
民家の一室を仲間達が借り、地域の人々の協力も得ての手作りの博物館です。
私たちの身の回りに、この「粘菌」という不思議な生き物がいるのです。
「森の宝石」「森の賢者」などの言葉で表現されています。
変身を繰り返しながら、生き続ける姿に驚きや感動、学びがあります。
一緒に観察にでかけてみませんか。  

粘菌博物館友の会 会報第26号.pdf

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