【取材日記】多胎児ママ交流会こちょこちょ
更新日:2024年05月24日
今回の取材先は「多胎児ママ交流会」です。代表の佐久間さんと会員の橋本さんが市役所まで駆けつけてくれました。団体名からもわかる通り、多胎児を育てる親御さん向けに支援を行っている団体で、佐久間さんと橋本さん自身も双子のお子さんを育てるお母さんです。
活動内容は双子や三つ子といった多胎児を抱えるママやパパを対象に交流の場を設けて、子育てに関する悩みや不安の解消に努めています。主な活動場所は三和コミュニティセンターの中にあるサンハートのプレイルームです。多胎児ならではの「あるある」を参加者同士で共有することで安心して子育てに取り組めることにつながっています。
その一方でウエルシアコミュニケーションセンターいちはらで、毎年手形・足形アートの講師を招いてイベントを実施しています。参加したママたちは毎回夢中になってアート作品の作成に取り組み大変好評なイベントです。
代表の佐久間さんご自身も双子のお子さんを育てるお母さん。子育て中は様々な悩みを抱え行き詰っていました。そんなとき、アネッサで開催されていた「ふたごっち」の講座への参加をきっかけに気持ちが軽くなり救われたそうです。そこで、今度はご自身で団体を立ち上げ同様の活動を通して子育てで悩んでいるママたちを救いたい!と考え橋本さんと活動を始めました。
「参加者同士の新たなつながりを目の当たりにしたときに活動を続けていてよかったと思います。」と佐久間さん。多胎児ならではの悩みもあり、交流の場を通して共感を得ることができて救われる人が多いことがわかりました。「自分だけじゃない」と気付くことができて前向きに子育てに向き合うことができるきっかけの場を作ってくれている気がしますね♪
「子育てのあるあるや悩みを共有することでよりよい子育ての実現につながればうれしい限りです。」と橋本さん。
今後は交流の場だけでなく、おさがりでつながれる新たな関係性作りに取り組んでいきたいそうです。双子の抱っこひもやベビーカーなどのおさがりを通して新たなママ同士のつながり形成に期待したいですね☆彡
「孤育て」という言葉があるように子育て中はどうしても孤立してしまいがちです。でも、多胎児ママ交流会の活動への参加をきっかけに一人でも多くのママたちが救われていることがわかりました。今回の記事を読んで少しでも興味を持たれた方はまずは活動に参加してみてはいかがでしょうか。