【取材日記】千葉県立姉崎高等学校「ふるさとを愛する会」
更新日:2023年09月08日
今回の取材先は「千葉県立姉崎高等学校『ふるさとを愛する会』」です。顧問の小関先生をはじめ三枝先生、生徒の丹治さん、山本さん、澤村さん、藤本さんがインタビューに参加してくれました。
ふるさとを愛する会は、椎津城跡地の整備活動を地域の方と一緒に取り組んでいる団体です。毎回80名近くの生徒が参加しているそうで、即戦力となり活動されているのが伺えます。ただ、作業は山の中で行われるため、大変なことが多いそうです。
「夏場は虫がすごいので、熱い中でも長袖を着て作業しています。」と山本さん。
「雨が降った次の日は、足場が不安定なので運ぶのに一苦労です。特に、竹や丸太を運ぶ作業はきついです。」と丹治さん。
地域の方と協力して毎回一生懸命整備作業に取り組まれています。
その一方で、ふるさとを愛する会では公園整備活動も行っています。草刈りをして土をならしたうえで芝生を敷いて綺麗にしました。
「以前とは見違える姿になり、整備してよかったと思います。活動後に得られる達成感はそれだけ大きいです。」と藤本さん。
公園には地元の小学生が遊びに訪れたり、地域住民の憩いの場として親しまれています。
「やりがいは地域の人から直接感謝の言葉をいただいたときです」と澤村さん。地域の団体さんの多くは高齢者であるため若者である高校生が参加するととても喜ばれるそうです。世代を超えたつながりが形成されて姉崎地区の未来は明るいですね☆彡
また、地域の市民活動団体と協力して旅マップの作成も行っています。大変マルチに活動されているのがお話を伺っていて、十分伝わってきました。
今後の展望について山本さんにお伺いしたところ「今年は例年以上に多くの部員が入会してくれたのでできることが増えました。活動の範囲をもっと広げてどんどん新しいことにチャレンジしていきたいです。」と力いっぱいに話してくれました。
数は力という言葉があるように、多くの人が集まればそれだけできることや選択肢も増えます。ふるさとを愛する会の今後の活躍から目が離せないですね。皆さん、乞うご期待です。