【取材日記】青葉台町会協議会

更新日:2022年02月14日

 今回は地域主体でまちづくりに取り組んでいる青葉台町会協議会の吉成さんと田中さんにお話を伺いました。
 青葉台町会協議会は青葉台1~8丁目とダイアパレス町会の9町会に共通する事項の調整と住民相互の親睦を図り、地域社会の発展向上に寄与し、住みよい街づくりのために日々活動しています。

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「地域で困っていることに関しては地域が解消していきたい。10年後の青葉台を見据えて、短期、中期、長期の目標を設定して、活動しています。」と会長の吉成さん。

 青葉台町会協議会は、「このまま何も手を打たなければ、団地の高齢化率が10年後には55%を超え、空き家が700件(全世帯の約1/4)以上になる可能性がある」という事実を共有し、団地の再生を目指す新しいプロジェクトを立ち上げました。それが「39 プロジェクト」です。

 活動は、青葉台の全3,200世帯(約9,000人)の住民の皆さんにアンケートをお願いするところから始まりました。アンケートの回収率はなんと約63%!(約2,000世帯)。住民のみなさんへのアンケートに加え、青葉台小学校の5,6年生、姉崎東中学校、姉崎高校のみなさんにもアンケートをお願いし、若い世代の意見も集めたそうです。

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「町会の役員は短期間で変わってしまって、長期的な取り組みができない。地域の課題に取り組むチームを作って長期的に取り組んでいかなければ駄目だと思った」と、39プロジェクトリーダーの田中さん。

 39プロジェクトに集まったのは、町会で公募した25名と中・高校生14名の39名。13回に及ぶワークショップではアンケートの結果を取りまとめて出てきた28の課題を6分野にまとめ、チームにわかれて課題の解決のために活動を始めました。『新しい価値を創造し続ける街』をビジョンに掲げ、現在は11チームで課題解決のために活動しているそうです。

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 各チームでの活動に加え、市と連携して「地域共創プロジェクト(*)」に取り組み、中学生や高校生も参加し、約40名で空き家問題について重点的に話し合った「対話の場」と、青葉台地区以外の高校生、大学生、社会人が参加し、青葉台の魅力や課題について検討した「地域魅力向上塾」を開催し、積極的に若い世代や青葉台地区以外の方の意見を取り入れています。「これからは地域外の方や団体とのコラボレーションも重要。」と吉成さんも話してくれました。

 6月12日(土)には、「令和の青葉台まちづくり、いよいよスタート」と題し、これまでの39プロジェクトの取り組みと、地域魅力向上塾の塾生から地域全体を学校にするというアイデア「AOBADAI SCHOOL」についての発表がありました。9月には「AOBADAI SCHOOL」構想の第一弾として高校生が核となって「いちじくパフェカフェ」を商店街の空き店舗にオープンさせるそうです。新たな一歩を踏み出した青葉台の街づくりから目が離せません!

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今後の活動について、「この活動を知ってもらい、他人事ではなく自分事として考えて自分が参画できるところに住民の方にどんどん参加してほしい。そのために小さな成功体験を積んで、39プロジェクトによって街が変わってきていることを感じてもらえるように取り組んでいきたい。」と田中さん。

吉成さんは、「39プロジェクトであがっている課題を着実に解決していきたい。若い世代、フルタイムで働いている世代の方にもアイデアを出すだけでもいいのでどんどん関わってほしい。」と話してくれました。

*地域共創プロジェクト・・・地域の魅力や課題について話し合う対話の場や地域内外の人材を集めた地域魅力向上塾を開催し、住み続けたい地域を、共に創ることを目的とするプロジェクトです。

取材の様子を収録した市原FM(76.7Hz)のイチラジは

7月5日(月)から7月16日(金)の月曜日から金曜日、12:00~12:30に放送予定です。

放送内容はYouTubeでも聴くことができます。