真夏の里山公開報告
更新日:2020年10月02日
活動報告
【団体名】風呂の前里山保存会
今夏の里山公開もたくさんの人に訪れていただきました。ありがとうございました。
昨年の台風により崩落して土砂が抜け落ちた斜面を通り過ぎ、北西林縁広場に目をやると群生するキツネノカミソリ。
今夏の里山公開は、コロナ禍のなかでは、どうしたらと迷いの中で、やっぱり里山公開すべきと決めました。
遅ればせながら、あれもこれもと思いながら準備が始まる7月の下旬には、すでにキツネノカミソリの発芽が始まっており、8月の花であることを仲間に説きつつ、斜面の草刈りを急いで終えました。
そして、一雨ほしいと念ずる日々を過ごし、しばらく通い、発芽の成長を見守っていきました。
主な場所は北西部林縁、その場所が発芽で埋まって次第に群落状態になっていく。
色合いが緑から赤に変わってきた様に里山の涼感や華やかさを実感できる場所になっていき、ようやく満足感を得ました。
今年も多くの見学者がこの姿が見られること、花の群生に満足されることの確かさと責任を果たせたことに喜びを感じました。
以下の写真は、風呂の前里山保存会のフィールドに毎年、訪れては素敵な写真を撮ってくださる加藤惠美子さんの写真を紹介します。
キツネノカミソリ
ハナイカダ
葉っぱの真ん中、黒い実は果実、食べられると聞いていますが、試したことはありません。鳥たちの重要な栄養源なのかも。
ツリガネニンジン
オオシオカラトンボ
オニヤンマ
ホソミイトトンボ