いつも通りの作業日!
更新日:2021年06月14日
活動報告
【団体名】風呂の前里山保存会
いつも通りの作業日!
6/7月曜日、広場に集まった人は9人、おなじみのメンバー。
作業メニューを簡単に説明して、体慣らして各自は持ち場に散り作業を開始。
メインは、一昨年の台風で崩落した箇所の補強である。
東側から少しずつ崩落している。崩落がいつまで続くのか不安を抱えての補強作業である。
経験を重ねて会員たちは、手慣れた様子で淡々とこなし、ほどなく終えた。
作業の足もとにはしっかりと草木が芽吹いている、先々、その成長が楽しみである。
林縁の草刈り作業の合間にFさん(風呂ノ前に魅せられた一人です)が撮ったスナップ。
どれもこれも緑に映えて心和む一枚。自然っていいなあ。里山って素敵と思う。
派手ではないが心にジーンとくる。
ムラサキシキブの花
秋には落葉(らくよう)し小さな紫色の実をつける。風呂ノ前には多く自生している。
外来種ではあるが、すっかり在来の植物になじんで谷津田道に色あいを添えている。
かわいいしきれい。
ホタルブクロ
ハグロトンボ
ラミーカミキリ
トンボの類は多くて覚えきれないです。オニャンマ、ギンヤンマ、川トンボ、等々、通うたびに出会います。
ほんとに豊かな里山です。里山の恵みに癒されて通うこと17年...まだまだ通うのでしょうね?
この地を訪れる人たちも、こんな里山は他にはないよ・・って、目を輝かして異口同音に。
谷津田道沿いにヒガンバナを見ようと球根を植栽した放置休耕田の草刈り。
草丈が伸びた草刈り作業、ヒガンバナが田んぼに真っ赤に群れ咲く風景にその苦労が消え飛ぶ作業です。
秋には、このヒガンバナの花を見ようと多くの見学者が訪れるようになりました、
愚痴を言わずに作業をこなしてくださる会員さんたちには感謝のみ...です。
うれしいことがありました。
この休耕田の北側に杉林、道路を挟んで東に絞り水が流れ込む沼地がある。
蛍が戻ってきた、暗い夜に多く飛んでいる。時期的にみて、ゲンジ、ヘイケのどちらも飛んでいるよ、とニュースが舞い込む。
ペットボトル、空き缶、不法投棄ごみが散乱し、水は濁りきって、悪臭さえしていた場所だった。
根気よく会でごみ収集した10年余りの成果。毎夏にはマムシも出るうっすら暗いじめっとした場所。
大仏通り~県道21号に抜ける谷津田道は地元の大事な生活道路でもある、その道沿いの定期的な草刈りも、好因、一因と理解している。
へいけ(平家)ホタルに限ってはかなりな数が乱舞しているとの報告があった。
当会では、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。