この杉林
更新日:2021年02月02日
活動報告
【団体名】風呂の前里山保存会
この杉林、長年の放置林、更には一昨年の台風の被害で倒木が一層その様相をひどくしている。
東側を市道、西側に支川村田川が南北に流れ、喜多の谷津田の景観をひどく損なう、果てはごみ捨て場となりっている現状に、憂いた高齢の地主さんからの懇願・応援要請で、日頃何かとお世話になっていることもあって、渋々に重い腰をあげた。
地主さんの個人的事情も...台風で家が冠水して。
家財道具もろとも水害で使用不能等、自力では無理と。
会員外に、一般の参加者(この景観が大好きなプロもいる)数名も参加する事になり心強い作業になっていった。
作業地の事情(夏場はマムシの生息地)冬場のみ可能な場所。
その地がどんな場所なのか好奇心もあり、作業に拍車、始まるとみるみる一変しきれいな杉林に変身していく。
少数ではあるが慣れた人ばかりの作業は進捗著しい。
倒木をチェーンソーで細かく丸太切り、不安定な足場を小枝、草を取り除きなどして作業環境を整えて整備林に仕上がっている。
いつしか、‟林ってこんなに素敵になるんだ"の感嘆の声が上がる。
作業前と作業後の杉林をご覧ください。
きっと通りすがりの散歩者も同感者、通りすがりに作業現場を見ている。
作業は一回2時間ほど、決して軽いではないが重いでもなく程よい時間と体力に配慮している、作業を終わる頃には参加者の顔は表情よく、身体からは、湯気立ち上り、気分は高揚感、そして仕上がる現場。
枯れ枝やゴミを拾います
重労働です
整備後
すっかりきれいに
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