はじめてガイド

「出前講座」 牧園小学校を訪問しました

更新日:2019年11月06日

活動報告

【団体名】手話サークル根の会

市原市内では、福祉教育のひとつとして社会福祉協議会ボランティアセンター主管で「出前講座」が開催されています。主に市内の小・中学校を訪問し、様々な障がいに対する理解を深め、心のバリアフリーを目指して体験学習などを行っています。

私たち手話サークル根の会は、聴覚障害への理解を深めていただくため、11月1日(金)市原市立牧園小学校を訪問しました。

4年生109名を対象に、聴覚障害者2名が講師となり、聞こえないってどういうこと?、困ることは?、聞こえない人に何かを伝えるときはどのように伝えたら良いの?、ジェスチャーで伝えてみよう...等々、盛りだくさんの内容でした。

児童の皆さんは事前に調べたり、想像力を働かせて、聞こえない人に何かを伝えるとき、もし手話がわからなくても ①身振り・ジェスチャーで伝える ②書いて伝える ③大きな口ではっきりと・ゆっくり伝える方法があることを理解してくれました。

最後は手話で、「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」「すみません」の表し方も学びました。

児童の皆さんは間近で手話を見たことがないそうで、講師同士が手話で会話している様子を、目をキラキラ輝かせて興味津々に見ている姿がまぶしく、その純粋さと一生懸命さに感動さえ覚えました。

出前講座が終わり帰ろうとしたとき、昼休み中の4年生と会いました。少し恥ずかしそうにしながらも、先ほど覚えたばかりの「ありがとう」を手話で伝えてくれ、とてもうれしかったです。

当日は私たちのほかにも、「市原市バリアフリーワーキング市民グループ」の皆さんも出席し、【車いす体験(車いすに乗るまたその介助】【盲者の体験(アイマスクを着け白状を持ち校内を歩くまたその介助)】【高齢者疑似体験(装具を着け高齢者と同じような状況を体験する)】も同時に学習しました。

手話サークル根の会は、これからもこのようなお手伝いを続けていきたいと考えています。

ご興味のある方はぜひ一緒に活動しませんか?お待ちしています。